日常生活の中での何気ないシーンで出会った、あるいは、気にかかった文字や語。普段使っているのに本当の意味や語源を知らないでいた言葉など、改めて調べてみようと始めたblogです。

2016年4月25日月曜日

❮鬼籍❯

❮鬼籍❯    きせき
▶死者の姓名などを記入する帳面。過去帳。点鬼簿。     【辞林】
人が亡くなることを、「鬼籍に入る(きせきにいる)」と言いますね。
童話などで鬼が出てくるお話があったりして、“鬼=死”という結びつきがピンと来なかったのですが、中国では、「鬼(き)」は死者や霊のことを意味するそうで、日本的な「鬼」のイメージとは微妙にずれているように思います。
異界の存在という点では近いと言えば近いのかもしれませんが…。
自身の末路を思い、「死」を意識せざるを得ないところに年齢が差し掛かってくると、こうした言葉に反応してしまいます。
ま、覚悟だけはしておかないとな…。
出来うるならば、生にしがみつくだけの終わりにはしたくないな。

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