日常生活の中での何気ないシーンで出会った、あるいは、気にかかった文字や語。普段使っているのに本当の意味や語源を知らないでいた言葉など、改めて調べてみようと始めたblogです。

2016年4月15日金曜日

❮劫❯

❮劫❯    こう

▶ほとんど無限ともいえるほどの長い時間の単位。具体的な長さは諸説あって一定しない。(梵 kalpaの音訳「劫波」の略)
▶囲碁で交互に相手方の1石を取ることができる形。これを反復すると勝負がつかないため、1手以上他に打った後でなければ取れない。
                【辞林】

「未来永劫」の「劫」ですね。
いつまで続くのか、我が不遇。陥った負の連鎖から、もう幾年抜け出せないでいることか。
言わば、自業自得の自己責任で、不甲斐ない我が身の他に何者を責めるわけではないが…。未来永劫コレが続くと思うと、生きる気力が萎えるばかり。
せめて、子らに及ぶこと無きよう祈るのみ。
コウを解消するにも打つ手無し…そんな日々が続いているンですわ。

2016年4月11日月曜日

❮崔嵬❯

❮崔嵬❯    さいかい

▶山の、ごつごつして険しいさま。
▶殿舎、楼閣の高く、立派なさま。
                  【大辞林】

知らない言葉ですよね。これも、ある小説中で初見。
作家先生は、勉強してますね。(◎-◎;)
文化・古典に親しんでないと、使えない言葉です。

こうした語に出会うと、辞書で調べるのが楽しくなるし、表現欲も刺激されます。

崔嵬たる我が毎日…

てのは、ちと用法が違うかな。(^_^;)

2016年4月9日土曜日

❮襖❯

❮襖❯  ふすま

▶木の格子組みに布・紙などを張り、木枠を周囲に付けた和室用の建具。部屋の仕切りに用いる。襖障子。      【辞林】

日本文化の象徴的なモノです。
齢を重ねると、こうしたものを見るだけで何かしらの風情を感じ、懐かしい思いが湧いてきます。

最近は、生活様式がすっかりアチラのものになり、ドアにとって代わられた感が強いですね。
同時に、日本人の大切なモノが失われていくようで怖い思いにとらわれます。

部屋を訪れるとき、襖の向こうに思いを馳せ、気配を測り、声をかけて良いものか否かを判じる。相手の状況によっては、静かにその場を去っていく…
そうした奥ゆかしい振るまい、「察する」というココロが失われていますな。
若い人だけでなく、大人と言われる世代でも同じ。

相手にお構い無くトントンとノックしてませんか?
返事が無いと、苛立ちませんか?

人心の荒廃をこうしたところに感じてしまうのです。

「モンスター○○○○」などという輩が大手を振って徘徊する世の中、
嫌な渡世になりました。